ゴッホの生涯を題材にした舞台『炎の人』が、11月4日から東京・天王洲の銀河劇場で上演される。
同公演は、2009年に上演された同名舞台の再演。劇作家・三好十郎の戯曲『炎の人』を栗山民也が演出し、ゴッホ役を前回に続き市村正親が演じる。物語はゴッホがその正義感ゆえに炭鉱町の宣教師職を追われ、絵画の道に救いを見出し後に狂気に侵されていく姿をダイナミックに描く。また、ゴーギャン、ロートレックやベルナールといった画家たちとの交流の日々も描かれている。
2009年の公演では、市村が熱のこもった演技を披露。「ゴッホが憑依したかのよう」と評され、『読売演劇大賞 最優秀男優賞』や『紀伊國屋演劇賞個人賞』を受賞したほか、演出を担当した栗山も『読売演劇大賞 優秀演出家賞』を受賞するなど、高い評価を得ている。今回の再演ではさらに円熟した舞台が期待できるだろう。チケットの一般発売は、8月6日から各プレイガイドでスタート。
『炎の人』
2011年11月4日(金)~11月13日(日)全12回公演
会場:東京都 天王洲 銀河劇場
作:三好十郎
演出:栗山民也
出演:
市村正親
益岡徹
富田靖子
原康義
さとうこうじ
渚あき
斉藤直樹
荒木健太朗
野口俊丞
保 可南
中嶋しゅう
大鷹明良
今井朋彦
銀粉蝶
料金:S席9,000円 A席7,500円