宮沢章夫主宰の遊園地再生事業団、本公演前のリーディング公演で世界の歪み表現

宮沢章夫が主宰する劇団「遊園地再生事業団」の新作『トータルリビング 1986-2011』のリーディング公演が、8月14日と15日に東京・森下スタジオで上演される。

同作は、作・演出を担当する宮沢が「3.11後」に焦点を当てた作品。バブル前夜で日本経済が賑わっていた1986年と、経済の下降にあえぐ2011年をパラレルに配置し、世界の歪みと毎日の生活を浮き彫りにする舞台になるという。

『トータルリビング 1986-2011』の本公演は、舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー11(F/T11)』のプログラムとして10月14日から東京・西巣鴨のにしすがも創造舎で上演。今回のリーディング公演は、本公演とやや内容が異なったものになることが予告されている。

公演チケットはメールで受付中。残り少ないとのことなので、興味のある人は早めにチェックして欲しい。

遊園地再生事業団
『トータルリビング 1986-2011 リーディング公演』

2011年8月14日(日)、8月15日(月)※全2公演
会場:東京都 森下 森下スタジオ内スタジオC
時間:両日ともに19:00から

作・演出:宮沢章夫
出演:
上村聡
牛尾千聖
大場みなみ
上村梓
川口聡
今野裕一郎
時田光洋
橋本和加子
矢沢誠
永井秀樹

料金:一般1,500円 学生1,000円

(画像:遊園地再生事業団『トータル・リビング 1986-2011』本公演イメージ ©Taisuke Koyama. All Rights Reserved.)

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