江口寿史、谷口ジロー、松本大洋の版画作品を展示販売、現代アートとしての漫画とは

人気漫画家の作品を用いた版画を展示する『江口寿史 谷口ジロー 松本大洋 ポップアート展』が、9月2日から京都・五条のギャラリーアンテナで開催される。

同展は、漫画を現代アートと捉えた版画作品「ポップアートシリーズ」を販売する「フリースタイル」によって開催されるもの。今回は、松本大洋の『鉄コン筋クリート』、谷口ジローの『神々の山嶺』、江口寿史の『ストップ!!ひばりくん!』の展示及び販売が実施される。

これらの版画を手掛けたのは、摺師の尾崎正志。尾崎は文化庁芸術家在外研修員としてパリで研修を行い、東山魁夷、平山郁夫、黒澤明などの版画製作も手掛けている実力の持ち主だ。漫画家本人も原画と間違えてしまうほどの高い再現性と、版画ならではの発色が生きた作品を堪能できるだろう。

なお、金曜から日曜及び祝日は終日オープン。火曜日から木曜日は予約制となっているため、足を運ぶ際には事前連絡を忘れないようにしよう。

『江口寿史 谷口ジロー 松本大洋 ポップアート展』

2011年9月2日(金)~9月19日(月・祝)
会場:京都府 五条 ギャラリーアンテナ
時間:13:00~19:00(金土日祝は終日オープン、火~木は予約制)
休廊:月曜、9月5日(月)、9月12日(月)

(画像上:松本大洋『鉄コン筋クリート』、画像中:谷口ジロー『神々の山嶺』、画像下:江口寿史『ストラトキャスター』)

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