劇作家4人の新ユニット「四つ子」による舞台公演『四つ子の宇宙』が、10月1日から東京・五反田のアトリエヘリコプターで上演される。
四つ子のメンバーは、家族や引きこもりなど、集団と個人についての描写を続ける岩井秀人(劇団「ハイバイ」主宰)、昨年に新団体「財団、江本純子」を立ち上げた江本純子(劇団「毛皮族」主宰)、小説『夏の水の半魚人』で『三島由紀夫賞』を受賞するなど作家としても活躍する前田司郎(劇団「五反田団」主宰)、2010年に『自慢の息子』で『第55回岸田國士戯曲賞』を受賞した松井周(劇団「サンプル」主宰)の4人。
同ユニットで初の公演となる『四つ子の宇宙』は、宇宙の謎に迫る物語になる予定。オムニバス形式ではなく、4人で1つの芝居を書き上げるという。「誰かに言われたらやりたくないけど、自分たちで言い出したからには、やろう」という彼ららしい意思のもと、演劇界注目の4人が集結してどのような作品に仕上がるのか、期待が募る。
四つ子
『四つ子の宇宙』
2011年10月1日(土)~10月16日(日)全20公演
会場:東京都 五反田 アトリエヘリコプター
作・演出・出演:
岩井秀人(ハイバイ)
江本純子(毛皮族)
松井周(サンプル)
前田司郎(五反田団)
料金:3,500円