横浜聡子の劇場未公開2作『おばあちゃん女の子』『真夜中からとびうつれ』同時上映

映画監督・横浜聡子の劇場未公開作品2本が、11月5日から東京・渋谷のユーロスペースで同時上映される。

青森県出身の横浜聡子は、2006年の自主制作映画『ジャーマン＋雨』で話題を集め、2008年に松山ケンイチ、麻生久美子が出演した『ウルトラミラクルラブストーリー』で商業映画デビュー。特異な個性で話題を集めている映像作家だ。

今回上映される作品は、『おばあちゃん女の子』と『真夜中からとびうつれ』の2本。『おばあちゃん女の子』は、最低限のスタッフと予算で制作。横浜流に描かれた一筋縄ではいかない夫婦の愛の物語となっており、『ジャーマン＋雨』で好演をみせた野嵜好美が再び主演として登場している。

一方の『真夜中からとびうつれ』は、リトルモア発行の季刊誌『真夜中』の連動作品として、今年4月にリトルモアの特設サイトで公開されていたもの。何もないところから再び「映画」が生まれる瞬間を、独自の感性で描いた作品だ。主役を多部未華子が演じるほか、劇団「鉄割アルバトロスケット」主宰の戌井昭人、宇野祥平などが出演している。

（画像上3枚：『おばあちゃん女の子』 ©2010横浜プロ、画像下2枚：『真夜中からとびうつれ』 ©2011リトルモア）

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