11歳少女と謎めいた手紙遺した父の家族愛、Production I.G制作アニメ『ももへの手紙』

父を亡くした少女が主人公のハートウォーミングなアニメ映画『ももへの手紙』が、2012年春に全国公開される。

同作は、自然豊かな瀬戸内の小さな島を舞台に、11歳の少女ももが経験する不思議な出会いや、「ももへ」という一言だけが書かれた父の遺した手紙を巡る様々な想い、島の人々との交流、家族愛などを描いた作品。

アニメーション制作を『攻殻機動隊』シリーズや映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などで知られる「Production I.G」が手掛け、原案と監督は、押井守原作・脚本の映画『人狼JIN-ROH』でメガホンを取った沖浦啓之が担当。作画監督は、映画『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』や今敏作品でも作画監督を任された安藤雅司が務める。また、主題歌は原由子の“ウルワシマホロバ～美しき場所～”に決定している。

なお、同作は『第36回トロント国際映画祭』で上映され、Production I.G社長の石川光久は会場の盛り上がりに「映画に国境は無いと実感しました」とコメントしている。

（画像：©2012『ももへの手紙』製作委員会）

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• 2012年 春 全国ロードショー　映画『ももへの手紙』公式サイト