東日本大震災の影響により開催が延期されていた『LAFORET SOUND MUSEUM』の第5弾が、11月3日に東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催される。
毎回コンセプトに沿ったアーティストを紹介している同イベント。今回はこれまでの趣向をがらりと変え、菊地成孔と南博を迎えて行われる。2人は2009年にジャズスタンダードアルバム『花と水』を発表しており、オリジナル曲はもちろん、同アルバムに収録されているマイルス・デイビスやミシェル・ルグラン、バッハなどの名曲の披露にも期待が募る。
なお、舞台演出は、フラワーアーティストとして国内外で精力的な活動を展開する東信が担当。彩られたステージ上に溢れ出るストイックな音楽が、大人の空間を演出するだろう。チケットの一般発売は9月23日からスタート。
また、菊地成孔は同ライブの振替開催に際して「震災によって中断されたままになっていた演奏会が蘇る事に成りました。余りに明け透けな連想ですが、私にとってこの事は、文字通り水が注がれ、花が生けられるイメージでいっぱいです。あの震災によって中断された物は、私にとってはこれが最後のひとつです。ご来場をお待ち申し上げております」とコメントを寄せている。
『LAFORET SOUND MUSEUM』
2011年11月3日(水・祝)15:30~ / 18:30~
会場:東京都 ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
出演:
菊地成孔
南博
舞台演出:東信
料金:前売5,500円 当日6,000円
(画像上:菊地成孔、画像中:南博、画像下:東信)