五感をひとつずつ奪っていく未知の病が流行する世界が舞台の恋愛映画『パーフェクト・センス』が、2012年1月7日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。
同作に登場する架空の感染症「SOS」は、何の前触れもなく世界中で爆発的に拡散した奇病。原因および治療方法を突き止められないまま、人々は嗅覚、味覚、聴覚、視覚、触覚が徐々に奪い取られていき、やがて人類存亡の危機に陥っていく。同作では、終末を迎える世界を背景に、ユアン・マクレガーが演じるシェフのマイケルと、エヴァ・グリーンが演じる科学者スーザンの出会いと恋を描く。
監督は、ビートニク作家アレグザンダー・トロッキによる小説が原作の『猟人日記』を手掛けたデビッド・マッケンジー。壮大な終焉物語と、身近なラブストーリーのコントラストを際立たせる構成で、愛の意味を問う人間ドラマに仕立て上げている。
『パーフェクト・センス』
2012年1月7日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督:デヴィッド・マッケンジー
出演:
ユアン・マクレガー
エヴァ・グリーン
ユエン・ブレムナー
コニー・ニールセン
配給:プレシディオ
(画像:『パーフェクト・センス』 ポスター ©Sigma Films Limited/Zentropa Entertainments5 ApS/Subotica Ltd/BBC 2010)