湯浅学、約10年の論考を集めた初の本格評論集『音楽が降りてくる』刊行

湯浅学による音楽評論集『音楽が降りてくる』が、10月30日に発売される。

湯浅は、昭和歌謡の名盤を紹介するユニット「幻の名盤解放同盟」や、バンド「湯浅湾」のリーダー、ラジオ番組『ドントパスミーバイ』のDJ、『爆音映画祭』のレギュラーゲストなど多彩なシーンで活躍する音楽批評家。古今東西のロックをはじめ、歌謡曲、現代音楽、ブラックミュージック、ハウス、テクノなど、ジャンルの垣根を越えた評論活動を展開している。

湯浅にとって初の本格評論集となる同書は、音楽の「芯」についての論考を堪能できる1冊。はっぴいえんど、細野晴臣、大竹伸朗、美空ひばり、南沙織、中島みゆき、勝新太郎、谷啓、ジェームズ・ブラウン、Ramones、The Beach Boys、ニール・ヤング、The Velvet Underground、マドンナ、Metallica、ボブ・ディランなどが、湯浅独自の視点で語られている。

また、11月9日には京都の書店「ガケ書房」で湯浅学による『音楽ライター養成する / しない講座』を開催。湯浅が所有するレコードを聴きながら「音楽について書く」という行為を再考するとのこと。こちらもあわせてチェックしておこう。

『音楽が降りてくる』

2011年10月30日発売
著者:湯浅学
価格:2,940円(税込)
発行:河出書房新社

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『音楽ライター養成する / しない講座』

2011年11月9日(水)19:30~
会場:京都府 ガケ書房
出演:湯浅学
料金:1,500円(500円商品券付)※要予約

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