マーティン・スコセッシ監督によるドキュメンタリー映画作品『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』が、11月19日から2週間限定で公開される。
同作は、ジョージ・ハリスンの58年の人生の軌跡を、未公開映像および未発表音源を含む50曲以上の楽曲や、エリック・クラプトンら数々のミュージシャンへのインタビューなどと共に辿って行くもの。青春期から、世界中を熱狂させたTHE BEATLESへの加入、スピリチュアルな世界へと開眼していくまでを描いた前半と、同バンドの解散後に自らの音楽を生み出して行く様子をはじめ、音楽以外の芸術分野との交流を追うことで多面的にジョージの実像に迫る後半の2部構成となっている。
映画『タクシードライバー』や『ディパーテッド』などを作り上げた一方で、ボブ・ディランやThe Rolling Stonesらミュージシャンのドキュメンタリーも数多く手がけてきたスコセッシ監督は、同作において3時間半にも及ぶ長編を制作。ビートルズ解散後に発表されたジョージのアルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』をタイトルに冠すなど、スコセッシ監督の音楽観が存分に詰まった作品に仕上げている。
なお『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』は、12月23日に発売されるDVDとブルーレイを記念しての公開となる。
『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
2011年11月19日(土)~12月2日(金)角川シネマ有楽町、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、新宿ピカデリーほかDVD&ブルーレイ発売記念 期間限定ロードショー
監督:マーティン・スコセッシ
出演:
リンゴ・スター
エリック・クラプトン
ポール・マッカートニー
ほか
配給:角川映画フィルムインク
(画像上:©2011 GROVE STREET PRODUCTIONS LIMITED.、画像中:©2011 GROVE STREET PRODUCTIONS LIMITED. ©George Harrison ©Harrison Family、画像下:©2011 GROVE STREET PRODUCTIONS LIMITED. ©George Harrison ©Harrison Family)