吉祥寺を舞台にした恋愛映画『吉祥寺の朝日奈くん』が、11月19日から東京の吉祥寺バウスシアター、東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
中田永一による同名小説が原作となっている同作の主人公は、吉祥寺に暮らす元役者志望のフリーター・朝日奈ヒナタ。朝日奈役には桐山漣が起用され、朝日奈が恋心を抱く娘もいる人妻役を星野真里が演じるほか、要潤、柄本佑、劇団「大人計画」の村杉蝉之介らも出演する。
監督を務めるのは、同作が劇場長編映画初監督となる加藤章一。主題歌には、早朝の井の頭公園で曲作りをしていたというエピソードをもつ斉藤和義の楽曲“空に星が綺麗~悲しい吉祥寺~”が起用されている。また、野崎美波が手掛けた劇中音楽の演奏にはビューティフルハミングバードの田畑伸明も参加している。
同作の撮影は全て吉祥寺で行い、井の頭公園、バウスシアター、サンロード商店街、ダイヤ街などが舞台となっている点も見どころとなる。なお、井の頭池を源流とする神田川も印象的な場面に登場している。
『吉祥寺の朝日奈くん』
2011年11月19日から吉祥寺バウスシアター、ユーロスペースほか全国で順次ロードショー
監督:加藤章一
脚本:日向朝子
原作:中田永一『吉祥寺の朝日奈くん』(祥伝社)
主題歌:斉藤和義“空に星が綺麗~悲しい吉祥寺~”
出演:
桐山漣
星野真里
要潤
柄本佑
田村愛
水橋研二
村杉蝉之介
徳井優
配給:アステア、スローラーナー
(画像:©2011 Eiichi Nakata /『吉祥寺の朝日奈くん』製作委員会)