坂本龍一を様々な角度から捉える特集記事『坂本龍一 音楽に萌える』が、11月20日発売のカルチャー雑誌『SWITCH 2011年12月号』に掲載される。
テーマごとの3パートに分かれた同特集では、約50ページにわたって坂本龍一に関する記事を展開。『PART1 教授が萌える音楽の秘密』では、坂本がピアニストについて語る『教授が萌える「10人のピアニスト」』を掲載するほか、『NHK Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」ハイライト』では、自身の代表曲をドビュッシー、サティ、ラヴェルからの影響という観点で紐解きつつ解説する。そのほか、武満徹、ジョビンらの言葉に坂本が解説を加える『音楽家の言葉』、坂本によるディスクレビュー『教授が語る「ゼロ年代の10枚」』も掲載される。
『PART2 教授に萌える音楽家/教授が萌える音楽家』では、細野晴臣と高橋幸宏が「坂本龍一の10曲」について語るほか、矢野顕子へのインタビューや、小山田圭吾、菊地成孔、坂本美雨、渋谷慶一郎、柴咲コウ、やくしまるえつこらが回答したアンケート『坂本龍一の1曲』も収める。一方、『教授が5人の音楽家に訊く「音楽の秘密」』では、坂本の側から日本の伝統音楽家など5人へ質問を投げかけている。
『PART3 すべての「音」は「音楽」である』では、『ドキュメント「アフター3.11の想像力」』と題した密着取材ドキュメントを掲載。東日本大震災後の坂本の活動を追う。
さらに、付録のCDには、和合亮一の『詩の礫』をもとに和合と大友良英、坂本が共演したステージの模様を収録。なお、SWITCHオンラインショップで購入すると、数量限定でオリジナルポスターも進呈される。