新たな音楽評論誌『アルテス』創刊号で、坂本龍一、高橋悠治らが「3.11と音楽」語る

音楽を中心とする評論や批評、研究などを幅広く掲載する季刊『アルテス』の創刊号が、11月25日に刊行される。

同誌は「たっぷり紙幅をとって質の高い評論や批評、研究を書いてもらえるメディアを作りたい」という思いでスタート。創刊号は「3.11と音楽」をテーマに、東日本大震災と原発事故について音楽を軸としながら考える企画となっている。

同特集のインタビューには坂本龍一、ピーター・バラカン、高橋悠治、大友良英が登場。特別寄稿にはHEADZ代表の佐々木敦、音楽家で伝承音楽研究家の三上敏視、さらに音楽学者の岡田暁生、京都大学大学院教授の吉岡洋、メディアアーティストの三輪眞弘という3者によるシンポジウムなども収められる。

また、今年7月に逝去した音楽評論家、中村とうようの追悼特集のほか、加藤典洋、長谷川町蔵、椎名亮輔のエッセイなど、多彩な連載や論考が揃っている。なお、第2号は2012年3月に発行し、その後は3ヶ月に1冊のペースで刊行を予定している。

『アルテス VOL.1』

2011年11月25日刊行
著者:岡田暁生、吉岡洋、三輪眞弘、坂本龍一、ピーター・バラカン、高橋悠治、大友良英、佐々木敦、輪島裕介、石田昌隆、川崎弘二、大石始、毛利嘉孝、鈴木治行、加藤典洋、長谷川町蔵、山崎春美、おおしまゆたか、三上敏視、ト田隆嗣
価格:1,365円(税込)
発行:アルテスパブリッシング

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