企画展『映像をめぐる冒険vol.4 見えない世界のみつめ方』が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で12月13日から開催される。
東京都写真美術館が2008年から実施している『映像をめぐる冒険』シリーズは、「イマジネーションの表現」「アニメーション」「立体視」「拡大と縮小」「記録としての映像」という5つの基本コンセプトの中から、毎年1つをピックアップして展覧会を開催するというもの。今回は「拡大と縮小」をテーマに、科学理論及びテクノロジーの発展による観測可能領域の拡大と、それに伴う人々の世界像や宇宙像の様々な変化を映し出した作品群を紹介する。
今回展示されるのは、同美術館のコレクションをはじめ、天動説から地動説への転換に関する当時の書物や図版、宇宙飛行の写真といった貴重な資料ほか、建築グループ「ダブルネガティヴス アーキテクチャー」の市川創太、表現と科学の領域を往還する小阪淳、新機軸の地図投影法「AuthaGraph」を提案する鳴川肇の3人によるインスタレーション作品などが予定されている。
なお、関連イベントとして、市川創太と平田晃久(建築家)、小阪淳と飯田和敏(ゲームクリエイター)、鳴川肇と田中良治(Semitransparent Design)の3組がそれぞれ対談を実施する。参加方法は同展のオフィシャルサイトで確認して欲しい。
CINRA.NETでは、『映像をめぐる冒険vol.4 見えない世界のみつめ方』の招待券を10組20名様にプレゼントいたします!
コチラのメールフォームから応募情報を入力の上、ご応募ください。当選は、招待券の発送をもって替えさせていただきます(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2011年12月27日)
『映像をめぐる冒険vol.4 見えない世界のみつめ方』
2011年12月13日(火)~2012年1月29日(日)
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館
時間:10:00~18:00(木、金曜は20:00まで)
休館日:月曜、12月29日~2012年1月1日、1月4日、
料金:一般500円 学生400円 中高生・65歳以上250円
『出品作家による特別対談シリーズ』
2011年12月25日(日)15:00~16:30
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館 1Fアトリエ
出演:
市川創太
平田晃久(建築家)
定員:70名
料金:無料(展覧会の半券が必要)
※当日10:00から東京都写真美術館1階受付で整理番号付き入場券を配布
2012年1月8日(日)15:00~16:30
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館 1Fアトリエ
出演:
小阪淳
飯田和敏(ゲームクリエイター)
定員:70名
料金:無料(展覧会の半券が必要)
※当日10:00から東京都写真美術館1階受付で整理番号付き入場券を配布
2012年1月22日(日)15:00~16:30
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館 1Fアトリエ
出演:
鳴川肇
田中良治(ウェブデザイナー)
定員:70名
料金:無料(展覧会の半券が必要)
※当日10:00から東京都写真美術館1階受付で整理番号付き入場券を配布
ライブ
『科学史の夕べ×SPACE SOUND』
2012年1月7日(土)16:00~17:30
会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館 2階ラウンジ
講師:
嘉数次人(大阪市立科学館主任学芸員)
ライブ:
宮木朝子(音楽家)
定員:70名
料金:無料
(画像上から:NASA 宇宙への旅―25年の歴史 ミッション:ジェミニ(タイタン)4号 1965年、『プトレマイオスのアルマゲスト概要』 レギオモンタヌス著 1496年 初版(京都産業大学図書館所蔵)、doubleNegatives Architecture corporate eye 2009年(参考イメージ)、鳴川肇 AuthaGraph World Map 2009年、小阪淳 VIT(ver.1.5) 2009年)