西島秀俊が映画を救うため殴られ屋に転身、血まみれで映画愛を叫ぶ映画『CUT』

西島秀俊が殴られ屋の映画監督役に挑んだ映画『CUT』が、12月17日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で順次公開される。

兄からの借金で映画を作る売れない映画監督の秀二は、兄が秀二のためにした借金のトラブルで死んでしまったことで自分を責め、殴られ屋の仕事を始める。殴られて倒れるたびに、小津安二郎、溝口健二、新藤兼人、黒澤明、ロベール・ブレッソン、バスター・キートン、ジョン・フォード、オーソン・ウェルズといった自分の愛する映画監督たちの作品を想い浮かべ、何度も立ち上がっていく秀二の姿を通して、家族への思いや強い映画愛が描かれる。

監督と脚本を手掛けたのは、イラン出身で現在はアメリカ・ニューヨークに拠点を置くアミール・ナデリ。共同脚本には青山真治と田澤裕一が名を連ねている。ヤクザの世界で働く女役を常盤貴子、ヤクザ役を笹野高史、映画仲間役を鈴木卓爾が演じるほか、菅田俊、でんでんも好演し、「僕の俳優人生は『CUT』前と『CUT』後で変わる」と語る西島の熱演に奥行きを与えている。


『CUT』

2011年12月17日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国で順次ロードショー
監督・脚本・編集:アミール・ナデリ
共同脚本:青山真治、田澤裕一
出演:
西島秀俊
常盤貴子
菅田俊
でんでん
鈴木卓爾
笹野高史
配給:ビターズ・エンド

(画像:©CUT LLC 2011)

  • HOME
  • Movie,Drama
  • 西島秀俊が映画を救うため殴られ屋に転身、血まみれで映画愛を叫ぶ映画『CUT』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて