青森にゆかりのある芸術家の作品を紹介する『青森県立美術館 コレクション展
北の異才たち』が、12月17日から東京・渋谷PARCO内のパルコミュージアムで開催される。
同展は、「芸術」の枠組みに収まらない型破りな才能を育んできた土地、青森にスポットをあてるもの。出品作家は、神仏像や美人画に独特の様式を打ち立てた棟方志功をはじめ、写真界のミレーと称される写真家の小島一郎、特撮活劇『ウルトラマン』のキャラクターデザインを手掛けた成田亨、戦後の日本美術を代表する美術家・斎藤義重、1960年代のアングラ文化を牽引した寺山修司、幅広い世代から支持を集める奈良美智など、個性豊かな8作家となる。
また、奈良美智が制作した巨大オブジェ『あおもり犬』でも知られる、青森県立美術館の魅力を伝える作品や資料も展示。出品作家は、同美術館を設計した建築家・青木淳、美術館VIを担当した菊地敦己、監視員の制服をデザインしたミナ ペルホネン、同美術館を撮影した写真家・鈴木理策となる。
さらに、会場では青森県立美術館のオリジナルグッズも含め、ミュージアムショップの商品を販売する。
『青森県立美術館コレクション展 北の異才たち』
2011年12月17日(土)~2012年1月29日(日)
時間:10:00~21:00 最終日は18:00まで(入場は閉場の30分前)
会場:東京都 渋谷PARCO PART1 3階 パルコミュージアム
出品作家:
小島一郎
工藤哲巳
斎藤義重
寺山修司
奈良美智
成田亨
棟方志功
村上善男
青木淳
菊地敦己
鈴木理策
ミナ ペルホネン
料金:一般500円 学生400円 小学生以下無料
『青森県立美術館学芸員によるギャラリートーク』
2011年12月17日(土)、2012年1月29日(日)14:00~15:00
会場:東京都 渋谷PARCO PART1 3階 パルコミュージアム
『青森県立美術館エディケーターによるワークショップ「あおもり犬をつくる」』
2012年1月7日(土)、1月8日(日)13:00~15:00
※参加方法などの詳細はパルコウェブサイトでお知らせします
(画像上から:青森県立美術館 メインエントランス、小島一郎 つがる市木造 1958年 ©小島弘子、奈良美智 「Lampflowers」 1993年 ©Yoshitomo Nara、青森県立美術館 あおもり犬 ©Yoshitomo Nara)