スコセッシ監督の新作はファンタジー冒険物語、3D撮影で魔法のような映画の魅力追求

マーティン・スコセッシ監督が初の3D作品に挑戦したファンタジーアドベンチャー映画『ヒューゴの不思議な発明』が、2012年3月1日から東京・有楽町のTOHOシネマズ有楽座ほか全国で公開される。

同作の原作は、アメリカの作家ブライアン・セルズニックによるファンタジー小説。1930年代のフランス・パリを舞台に、時計台に隠れ住む孤独な少年・ヒューゴが父の遺したある発明品を探るうちに、やがて自らの人生と世界の運命を変えてしまう秘密を発見してしまうという物語だ。

映画『タクシードライバー』『レイジングブル』『ディパーテッド』などの代表作で知られるスコセッシ監督は、同作について「ずっとやりたいと思っていた。3D撮影は私の夢だった」とコメント。映画が黎明期に備えていた魔法のような魅力をもち、幅広い年齢層が楽しめる作品に仕上がっているという。

主人公のヒューゴ役には映画『縞模様のパジャマの少年』で知られるエイサ・バター・フィールドを起用。ヒューゴと出会い行動を共にする不思議な少女役を『キック・アス』や『モーリス』に出演しているクロエ・グレース・モレッツが演じる。さらにジュード・ロウ、ベン・キングズレー、サーシャ・バロン・コーエン、クリストファー・リーらが出演。また、製作者にジョニ―・デップも名を連ねている。

※記事掲載時、公開日を誤って表記しておりました。訂正してお詫びいたします。

『ヒューゴの不思議な発明』

2012年3月1日(木)有楽町のTOHOシネマズ有楽座ほか全国でロードショー
監督:マーティン・スコセッシ
製作:マーティン・スコセッシ、グレアム・キング、ジョニ―・デップ、ティム・ヘディントン
出演:
エイサ・バターフィールド
クロエ・グレース・モレッツ
ジュード・ロウ
ベン・キングズレー
サーシャ・バロン・コーエン
クリストファー・リー
ほか
配給:パラマウント ピクチャーズ

(画像:Copyright Paramount Pictures 2011)

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