激し過ぎる性描写で上映危機、セックス依存症をリアルに描いた問題作が日本で公開

セックス依存症の男をリアルに描いた映画『SHAME ―シェイム―』が、2012年3月10日から東京・渋谷のシネクイント、東京・新宿のシネマスクエアとうきゅうほか全国で公開される。

アメリカ・ニューヨークでエリートサラリーマンとして生活するセックス依存症の男が、恋愛依存症でリストカット癖のある妹と同居するというあらすじの同作。激しいセックス描写から、「該当箇所に多数の修正をいれなければ、日本の映画館ではR-18+でも上映できない」と映画倫理委員会(映倫)が判断を下したといういわくつきの作品だ。

セックスに傾倒する男役に体当たりで挑んだ主演のマイケル・ファスベンダーは、同作で『第68回ヴェネツィア国際映画祭 主演男優賞』を受賞。また、妹役のキャリー・マリガンは、大胆なヌードも披露するなど鬼気迫る演技を見せている。メガホンをとったスティーブ・マックイーンは、次回作でブラッド・ピット製作、出演による作品を手掛けるという。

『SHAME ―シェイム―』

2012年3月10日(土)よりシネクイント、シネマスクエアとうきゅうほか全国で公開
監督:スティーブ・マックイーン
出演:
マイケル・ファスベンダー
キャリー・マリガン
配給:ギャガ

(画像:©2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute)

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