編集の仕組みと魅力を解き明かす編集入門書『はじめての編集』が、1月中旬に刊行される。
著者は、雑誌『コンポジット』『Invitation』『エココロ』『リバティーンズ』などの編集長を務めてきた菅付雅信。同書では、出版からウェブ媒体、広告、展覧会まで幅広く編集を手掛ける菅付が、古代の壁画やレディー・ガガのfacebookページ、マクルーハンからIKEAの取扱説明書といった様々な事例を図版も交えて解説しつつ、21世紀における編集のあり方をわかりやすく紹介する。なお、ブックデザインはGROOVISIONSが担当している。
また、同書の刊行を記念したトークイベント『はじめての編集シネマティック・レクチャー@シネマライズ』が、東京・渋谷のシネマライズで1月16日に開催。同イベントでは、同書に掲載されている280点の画像と120点の引用文献を映画用の大型スクリーンに投影しながら、菅付が編集のレクチャーを行う。チケットの詳細は、シネマライズ及びアルテスパブリッシングのウェブサイトで確認して欲しい。
『はじめての編集シネマティック・レクチャー@シネマライズ』
2012年1月16日(月)20:00~22:00(開場19:30)
会場:東京都 渋谷 シネマライズ
出演:菅付雅信
料金:1,600円
(画像:菅付雅信『はじめての編集』表紙)