睡眠障害を詩情豊かにダンスと演劇で表現した作品『眠りのすべて』が、1月27日と28日に東京・両国のシアターX(カイ)で上演される。
眠りをテーマにした同作は、振付師のマリオン・レヴィが経験した睡眠障害をもとに創作された作品。睡眠障害と眠りを繊細に表現するダンスと演劇に加え、作家ファブリス・メルキオのテキストによって構成され、不眠と夢、意識と無意識、目に見えるものと見えないものなどの狭間をダンサーと役者たちが旅をする、科学的かつ詩情溢れる作品になっているという。
出演者には、レオス・カラックス監督の映画『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』『ポンヌフの恋人』でアレックス役を演じたドニ・ラヴァン。また、アリン・ブラズ・ダ・シルヴァ、ダヴィッド・ルラ、キム・ユンエなどフランスを中心に国際的な活躍をするダンサーのほか、レヴィ自身も出演するほか、1月28日の公演終了後にはラヴァン、メルキオ、レヴィとクリスティアン・ビエ(パリ第10大学演劇科教授)によるトークショーも開催される。
『眠りのすべて』
2012年1月27日(金)OPEN 19:00 / START 19:30
2012年1月28日(土)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:東京都 両国 シアターX(カイ)
構想・振付:マルオン・レヴィ
テキスト:ファブリス・メルキオ
出演:
ドニ・ラヴァン
アリン・ブラズ・ダ・シルヴァ
キム・ユンエ
ダヴィッド・ルラ
マリオン・レヴィ
料金:前売3,000円 当日3,500円 日仏会員・学生2,500円
※1月28日公演終了後にトークショー開催
(画像:©Xavier Renoux)