4月からフジテレビ系深夜番組枠「ノイタミナ」で放送されるテレビアニメ『坂道のアポロン』の制作陣が発表された。
同作のオフィシャルサイトによると、監督は渡辺信一郎、音楽は菅野よう子が務める。渡辺がテレビアニメの監督を務めるのは『サムライチャンプルー』以来となる。菅野と渡辺は『カウボーイビバップ』をはじめ、『マクロスプラス』や短編映画『BABY BLUE』などでコンビを組んでいるが、音楽が重要な要素となる同作だけにいっそう期待が募る。
今回の発表について原作漫画の作者・小玉ユキは、「この漫画をアニメ化するにあたって、これほど贅沢な組み合わせはないと断言できる位、最高のスタッフに恵まれました。幸せ過ぎて胸が苦しいです」と心境を語っているほか、渡辺監督は「漫画を読んで、これは自分がやるべき作品と思いました。原作の持ち味をうまく生かしつつ、小玉先生とセッションをするような気持ちで作っていきます」とコメント。菅野は「渡辺監督で、青春で、ジャズ。こういう作品を、私が、一番待っていました」と語っている。
なお、オフィシャルサイトでは同作のPVが公開中。
『坂道のアポロン』
2012年4月からフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送開始
監督:渡辺信一郎
脚本:加藤綾子、柿原優子
原作:小玉ユキ『坂道のアポロン』(小学館)
音楽:菅野よう子
キャラクターデザイン:結城信輝
総作画監督:山下喜光