少年の成長をファンタジックに描いたアニメーション映画『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』が、5月19日から公開される。
川口雅幸による原作小説は、川口が自身のウェブサイト上で連載していたところ、人気を集めて出版に至ったという作品。物語のあらすじは、交通事故で父親を亡くした小学6年生の少年・ユウタが、夏休みに父親との思い出の場所である山奥のダムに向かい、ある出来事をきっかけに30年前にダム建設で沈んだはずの村にタイムスリップしてしまうというもの。昆虫採集や花火、夏祭りなど、自然の中でユウタが過ごすひと夏の成長物語がノスタルジックに描かれている。
同作の主題歌として松任谷由実が新曲“愛と遠い日の未来へ”を書き下ろしているほか、劇中音楽は松任谷正隆が担当している。監督はアニメ『ONE PIECE』のテレビシリーズおよび映画版などを手掛けた宇田鋼之介。
『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』
2012年5月19日より公開
監督:宇田鋼之介
脚本:国井桂
原作:川口雅幸『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』(アルファポリス文庫)
音楽:松任谷正隆
主題歌:松任谷由実“愛と遠い日の未来へ”
配給:東映
(画像:『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』 ©川口雅幸/アルファポリス・東映アニメーション)