世田谷のアートスペースで新進作家5人が正面からぶつかり合う「伏魔殿」展

若手作家たちによる共同企画展『Pandemonium』が、2月11日から東京・世田谷のXYZ collectiveで開催される。

同展は、新進作家・石井友人のキュレーションにより開催。出展作家は石井をはじめ、青木豊、梅津庸一、クサナギシンペイ、田口和奈の5人となり、共通項のあるグループ展としてではなく、若手アーティストたちが正面から意見をぶつけあいながら作り上げた展覧会になっているという。また、同展に関連した冊子も発行される予定。なお、展覧会名は「伏魔殿」や「極端な混乱と無秩序状態」という意味を持っており、同展の熱や緊張感が表現されているとのこと。

なお、昨年7月にオープンしたXYZ collectiveは、ジャンルレスな活動を展開するアーティストランスペース。ビデオアーティストのCOBRA、現代美術作家の松原壮志朗、猫とクリエイターのウェブマガジン「ilove.cat」の編集でも知られる服部円の3人がディレクターを務めている。

（画像上から：石井友人『Subimage (plant)』2011, oil on canvas, 194 x 130.5cm copyright the artist, courtesy ShugoArts、クサナギシンペイ『盟友』2011, 麻にアクリル, 194 x 259 cm copyright the artist, courtesy Taka Ishii Gallery、梅津庸一『フロレアル』 2004-2007, 板 綿布、油彩, 119.3 x 229.6 cm copyright the artist, courtesy ARATANIURANO、青木豊『untitled』2011, アクリル レゴブロック　182 x 12 x 12 cm copyright the artist, courtesy hiromiyoshii、田口和奈『ほとんど、唯一とよべる』2009, ゼラチンシルバープリント、アクリル　147.6 x 120 cm　ed.5 copyright the artist, courtesy ShugoArts）

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• XYZ collective