MBSほかTBS系列で4月12日から放映されるテレビアニメ『エウレカセブンAO』の劇中音楽を、ナカコーこと中村弘二(iLL、LAMA)が担当していることがわかった。
今回の発表は、『エウレカセブンAO』の製作発表会で明らかにされたもの。前作にあたるテレビアニメ『交響詩篇エウレカセブン』は、少年の恋と成長の物語をロボットアクションと共に描いた作品となり、劇中音楽に電気グルーヴ、RYUKYUDISKO、田中フミヤらを起用したほか、音楽へのオマージュを随所にちりばめた内容でも話題を呼んだ。今回の新作は、天変地異が日常となった2025年の沖縄を舞台に、新たな主人公・アオが繰り広げる冒険を描く。
中村は、前作にSUPERCARの“STORYWRITER”を挿入歌として提供したほか、劇場アニメ『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』にiLLの“Space Rock”を主題歌として提供しており、今回で3度目のシリーズ参加となる。なお、中村は同作のためにデモトラックをすでに70曲以上制作しているという。
同作を手掛ける京田知己監督は、中村が制作中の楽曲について「サウンドトラックでありながら、しかし確実に他にはない音がここにはある。ホント、面白いし、凄い。この音楽がつく映像は、たぶん確実に幸せだ」とコメントしている。また、同作のオープニングテーマを4人組ロックバンドHemenwayが担当することも、あわせて発表されている。
(画像上:中村弘二、画像下:『エウレカセブンAO』キービジュアル ©2012 BONES/Project EUREKA AO・MBS)