ハイスイノナサ、初のフルアルバムは身体感覚と自然物を同化させた『動物の身体』

2012.03.16 Fri

ハイスイノナサのアルバム『動物の身体』が、5月23日にリリースされる。

今年2月に田村知之（Key）が脱退し、4人編成で活動しているハイスイノナサ。彼らにとって初のフルアルバムとなる同作は、ポストロックからエレクトロニカ、現代音楽までを横断したこれまでの集大成的な作品に仕上がっているという。収録曲は後日発表されるが、全9曲を予定している。

同作のコンセプトについてメンバーの照井順政（Gt）は「インターネットが文化として定着し、意識だけが巨大に、表面的に拡張している現代社会において、希薄になっていく身体感覚と変化しつつある人間の心に焦点を当て、それを都市や地下鉄などの人工物と、動物や森などの自然物を対比または同化させて表現し、これからの人間と文化の関わり合いの形を浮かび上がらせようと試みた」とコメントしている。

なお、8月11日には東京・渋谷O-nestでアルバムのリリースを記念したワンマンライブを開催。チケットの一般発売は5月26日からスタートする。

※記事掲載時、一部表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。