女性たちのリアルな悩みと友情を描いた映画『ガール』が、5月26日から全国東宝系で公開される。
同作の原作は、2006年に刊行された奥田英朗の同名短編小説集。恋愛やおしゃれ、仕事、結婚、出産などで日々人生の選択を迫られて生きづらさを感じながらも、自分らしく生きたいと頑張る女性にスポットをあてた内容が共感を呼び、30万部を超えるベストセラーとなった作品だ。映画版では、原作に収録されていた作品4編を1つの物語に再構築。立場や年齢の違いを越えた友情で結ばれた4人の女性が、それぞれの人生に立ち向かう群像劇となっている。
4人の女性を演じるのは、恋とファッションに悩む広告代理店勤務の滝川由紀子役に香里奈、仕事と夫婦関係に悩む不動産会社勤務の管理職・武田聖子役に麻生久美子、年下のイケメン部下が気になる老舗文具メーカー勤務の小坂容子役に吉瀬美智子、6歳の息子を持つシングルマザーで自動車メーカーの営業職・平井孝子役に板谷由夏。男性出演陣には向井理、要潤、上地雄輔、林遣都らが名を連ねている。監督は映画『白夜行』や『神様のカルテ』などで知られる深川栄洋。
『ガール』
2012年5月26日(土)より全国東宝系ロードショー
監督:深川栄洋
原作:奥田英朗『ガール』(講談社)
脚本:篠絵里子
出演:
香里奈
麻生久美子
吉瀬美智子
板谷由夏
上地雄輔
要潤
林遣都
波瑠
加藤ローサ
向井理
檀れい
配給:東宝
(画像:©2012“GIRL”Movie Project)