元俳優・黒田勇樹の著書『非俳優生活』が、3月17日に刊行された。
1982年に東京で生まれた黒田は、幼少から俳優として活躍。テレビドラマ『人間・失格 たとえばぼくが死んだら』『セカンド・チャンス』『ひとつ屋根の下 2』などに出演したほか、山田洋次監督の映画『学校III』で『キネマ旬報賞 新人男優賞』『日本アカデミー賞 新人俳優賞』といった数々の賞を受賞し、将来を嘱望されていた。2010年に所属事務所から事実上の解雇を通告され、俳優業を引退。現在はポップコーン販売アルバイトの傍ら、ハイパーメディアフリーターを名乗ってインターネットを駆使した様々な活動を行なっている。
同書は、俳優業引退直後から100日間に書かれた文章をまとめたもの。赤裸々かつ軽快に綴られた日記をベースに、イラストや4コマ漫画、詩などが混在した内容になっている。また、ネットで話題になった自作アニメ『ウルフくんとうさぎさん』の漫画版も収録されている。
なお、同書について黒田と吉田豪がニコニコ生放送で語り合う『ニコ生×青土社 「非俳優生活」って、なに?』が4月4日22:00から生中継される。ゲストの出演も予定しているとのこと。