リュック・ベッソン監督がアウンサンスーチーの半生を映画化した『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』が、7月21日から東京・有楽町の角川シネマ有楽町、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。
ビルマ軍事政権と対峙する民主化運動のリーダーであり、1991年にアジア女性として初の『ノーベル平和賞』を受賞したアウンサンスーチー。長期間にわたり自宅軟禁を強いられながらも、強靭な意思で戦い続ける姿は日本でもたびたび報じられている。
同作では、非暴力を貫く政治活動だけでなく、イギリスから彼女の活動を支え続けたイギリス人の夫や息子たちの存在、その最愛の夫の死に立ち会うことが叶わなかった悲劇などにもスポットがあてられ、新しいアウンサンスーチー像が描き出されている。
なお今回の映画化は、脚本に感銘を受けた主演のミシェール・ヨーが、ベッソン監督に企画を持ち込んだことから実現したもの。ヨーは役作りのためにアウンサンスーチーの著書と愛読書を全て読破したほか、約200時間分の映像資料からしぐさや訛りを習得。実際にアウンサンスーチーと対面したベッソン監督が「少し齢を重ねたミシェールが目の前にいるのかと思った」と語ったほど、本人そっくりに演じ切っている。
※記事掲載時から作品タイトルが変更になりました(2012年6月5日追記)
CINRA.NETでは、6月26日(火)18:30(開場18:00)から東京・ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)で行われる『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』ジャパンプレミア試写会に5組10名様をご招待いたします!
(ミシェル・ヨーとリュックベッソン監督が登壇予定)
コチラのメールフォームから応募情報を入力の上、ご応募ください。当選は、試写会招待券の発送をもって替えさせていただきます(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2012年6月18日)
『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』
2012年7月21日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督:リュック・ベッソン
脚本:レベッカ・フレイン
出演:
ミシェール・ヨー
デヴィッド・シューリス
配給:角川映画
(画像上:Photo Vincent Perez ©2011 EuropaCorp – Left Bank Pictures – France 2 Cinéma、画像2枚目、3枚目:『The Lady ひき裂かれた愛』Photo Magali Bragard ©2010 EuropaCorp - Left Bank Pictures - France 2 Cinéma、画像下:アウンサンスーチー ©Yuzo Uda 2012)