アキ・カウリスマキ監督の最新作『ル・アーヴルの靴みがき』が、4月28日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
『ル・アーヴルの靴みがき』は、カウリスマキ監督にとって2006年公開の『街のあかり』以来、約5年ぶりとなる新作。また、1991年の『ラヴィ・ド・ボエーム』以来のフランス語作品となる。初老の男と孤独な少年の物語を軸に、パン屋や雑貨店、バーなどが建ち並ぶフランスの港町ル・アーヴルの裏通りに暮らす市井の人々の人間模様が描き出された作品になっている。
また、新作の公開にあわせて特集上映『おかえり!カウリスマキ!』が、4月21日からユーロスペースでスタート。1983年の長編デビュー作『罪と罰』から前作『街のあかり』まで、カウリスマキがメガホンをとった全20作品が上映される。上映スケジュールなどの詳細はユーロスペースのオフィシャルサイトで確認しよう。
『ル・アーヴルの靴みがき』
2012年4月28日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー
監督:アキ・カウリスマキ
出演:
アンドレ・ウィルムス
カティ・オウティネン
ジャン=ピエール・ダルッサン
ブロンダン・ミゲル
エリナ・サロ
イヴリヌ・ディディ
ゴック・ユン・グエン
配給:ユーロスペース
『おかえり!カウリスマキ!』
2012年4月21日(土)から4月27日(土)までユーロスペースで上映
上映作品:
『ラヴィ・ド・ボエーム』
『コントラクト・キラー』
『パラダイスの夕暮れ』
『真夜中の虹』
『マッチ工場の少女』
『浮き雲』
『過去のない男』
『街のあかり』
『罪と罰』
『ハムレット・ゴーズ・ビジネス』
『白い花びら』
『カラマリ・ユニオン』
『愛しのタチアナ』
『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』
『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』
『トータル・バラライカ・ショー』
『ロッキーVI』
『ワイヤーを通して』
『悲しき天使』
『俺らのペンギン・ブーツ』
配給:ユーロスペース
(画像1枚目から3枚目:『ル・アーヴルの靴みがき』©Sputnik Oy、画像4枚目:『浮き雲』、画像5枚目:『過去のない男』)