高校生と舞妓の恋を描いた映画『カントリーガール』が、5月5日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。
京都が舞台の同作は、歴史や伝統に興味を持たない高校生の主人公のハヤシがある時すれ違った舞妓の少女に恋をしたことをきっかけに、やがて日常が揺らいでいく様子が繊細に描かれた作品。舞妓は京都のアイコンとしてではなく、日常の中で突き刺さるような異物感を放つ存在として映しだされているという。
脚本を手掛けたのは、NHKの連続テレビ小説『カーネーション』や映画『ジョゼと虎と魚たち』『天然コケッコー』などで知られる渡辺あや。監督は京都出身の小林達夫、音楽は3人組のロックバンドSuiseiNoboAzが担当している。また、多数のカフェがロケ地として登場する点も注目だ。初日舞台挨拶には小林監督、脚本の渡辺や出演者も登壇する。なお、同作は昨年に京都で先行上映されており、今回は待望の東京での公開となる。
『カントリーガール』
2012年5月5日(土)よりユーロスペースでレイトショー
監督:小林達夫
脚本:渡辺あや
音楽:SuiseiNoboAz
出演:
服部知
久場雄太
藤村聖子
鎌田彩
松本錬太郎
藤村光太
浅田麻衣
俣木千里
濱崎大介
新船聡子
高嶺剛
(画像:©Country Girl All Rights Reserved.)