ナチスの逆襲を描いたSF映画『アイアン・スカイ』が、9月から公開される。
フィンランド、ドイツ、オーストラリアの共同製作による同作のあらすじは、2018年にUFOの大群を率いたナチスが月から地球を侵略にやってくるというもの。第2次世界大戦後に月へと逃亡したナチスのエリートたちが、月の裏側に秘密基地を建造し、70年かけて軍備を強化したという設定が話題を呼び、世界中のSFファンや映画ファンから約7,000万円の製作資金が集まったという。この個人出資者には日本人も含まれているとのこと。
監督は映画『スターレック 皇帝の侵略』を手掛けたティモ・ブオレンソーラ。音楽はファシズムをモチーフにしたスロベニアの実験音楽バンドのLaibachが担当している。
『アイアン・スカイ』
2012年9月より公開
監督:ティモ・ブオレンソーラ
音楽:Laibach
出演:
ジュリア・ディーツ
ゲッツ・オットー
クリストファー・カービー
ウド・キアー
配給:プレシディオ
(画像:©2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures)