宮沢賢治原作のアニメーション映画『グスコーブドリの伝記』が、7月7日から東京・有楽町の丸の内ピカデリーほか全国で公開される。
同作は、宮沢賢治の童話『グスコーブドリの伝記』をもとにした長編ファンタジー作品。美しいイーハトーブの森を舞台に、主人公ブドリが自然と向き合い、故郷を救うため勇気ある決断をくだす姿を描く。声の出演には、ブドリ役を演じる小栗旬、妹ネリ役を演じる忽那汐里のほか、草刈民代、柄本明、佐々木蔵之介、林隆三、林家正蔵らが名を連ねている。
監督と脚本は『どろろ』『タッチ』『あらしのよるに』『銀河鉄道の夜』など数多くの作品を手掛けている杉井ギサブロー。宮沢賢治研究家としても知られる現代詩人の天沢退二郎が監修にあたっている。また、主題歌には小田和正の“生まれ来る子供たちのために”が起用されているほか、キャラクター原案を宮沢賢治作品のコミック化作品などで知られる漫画家のますむらひろし、音楽を小松亮太が担当している。
『グスコーブドリの伝記』
2012年7月7日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
監督・脚本:杉井ギサブロー
監修:天沢退二郎
原作:宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』
主題歌:小田和正“生まれ来る子供たちのために”
音楽:小松亮太
声の出演:
小栗旬
忽那汐里
草刈民代
柄本明
佐々木蔵之介
林隆三
林家正蔵
ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(画像:©2012「グスコーブドリの伝記」製作委員会/ますむら・ひろし)