布の記憶を紡ぐアートプロジェクトが資生堂ギャラリーで展開、参加者を募集中

現代美術作家リー・ミンウェイの個展が、8月28日から東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催。同展で実施される参加型プロジェクト『Fabric of Memory』の参加者を募集している。

ミンウェイは、台湾出身でアメリカ在住のアーティスト。テキスタイルアートと彫刻を学び、これまでにニューヨークのホイットニー美術館、ニューヨーク近代美術館などで個展を開催したほか、『第5回アジア・パシフィック・トリエンナーレ』『第50回ベネチア・ビエンナーレ』などに出展するなど、国際的に活躍している作家だ。

同プロジェクトでは、手作りの布製品とそれにまつわる思い出を綴ったテキストを募集。作家の選考を経た後に選ばれた布製品は、ミンウェイが製作した木箱に梱包されて作品として展示される。木箱のフタの内側には思い出を綴ったテキストが貼り付けられ、来場者は箱を開くことで布にまつわる記憶を辿ることができるという。なお、展示された作品は会期終了後に木箱と共に参加者へ返却される。

参加応募は、同プロジェクトの特設サイトにて6月10日まで受付中。

※応募締切が1週間延長になりました(2012年6月4日追記)


『リー・ミンウェイ展(仮)』

2012年8月28日(火)~10月21日(日)
会場:東京都 銀座 資生堂ギャラリー
時間:11:00~19:00 日曜・祝日11:00~18:00
休館日:月曜日(祝日が月曜日にあたる場合も休館)

(画像:台北現代美術館でのFabric of Memory 展示風景(2007年) Courtesy of MoCA Taipei)

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