異色経歴の新人監督が描く、3人の若者が織りなす絶望と希望の群像劇『まだ、人間』

3人の若者の姿を描いた群像劇『まだ、人間』が、5月26日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、6月2日から大阪・テアトル梅田で公開される。

物語の中心人物は、金銭に執着するエリートサラリーマンの達也と、達也に思いを寄せる同性愛者でクリスチャンのリョウ、婚約者を殺された女性ルカの3人。それぞれが絶望や孤独、不安の中でもがく姿を通して、人間の矛盾と可能性を追求した作品だ。

出演者は、達也役の辻岡正人、リョウ役を演じる新人俳優・上山学、ルカ役を演じる元AV女優の穂花のほか、でんでん、根岸季衣が名を連ねている。同作が劇場デビューとなる監督の松本准平は、東京大学建築学科出身でお笑い芸人の養成所に通っていたという異色の経歴の持ち主。主題歌は5人組バンド「チーナ」が担当している。

なお、同作のオフィシャルサイトでは、園子温監督をはじめ、古市憲寿(社会学者)、谷川渥(美学者)、奥田知志(牧師、NPO法人『北九州ホームレス支援機構』理事長)、黒田勇樹(ハイパーメディアフリーター)らがコメントを寄せているので、こちらもチェックしてみよう。


『まだ、人間』

2012年5月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、6月2日(土)よりテアトル梅田で公開
監督・脚本:松本准平
音楽:鈴木光男
主題歌:チーナ
出演:
辻岡正人
穂花
上山学
でんでん
根岸季衣
配給:ティ・ジョイ

(画像:©2011『まだ、人間』フィルムパートナーズ)

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