特撮をテーマにした展覧会『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』が、7月10日から東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。
同展は、アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる庵野秀明が、自身の創作活動の原点である特撮の博物館を設立したというコンセプトのもと開催されるもの。「特撮の父」と呼ばれる円谷英二によって1950年代に始められ、『ゴジラ』『ウルトラマン』などの作品で多くの人々を魅了してきた日本の特撮と、特撮に関わってきた作り手たちの技を紹介する。
会場では、数々の映画やテレビで使用されたミニチュアやデザイン画、様々な資料など約500点を展示。また、かつて特撮撮影所に設置されていた特撮美術倉庫が再現されるほか、東京タワーなどのミニチュアビルが立ち並ぶ特撮ステージが設置される。
さらに、スタジオジブリによる特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』も同展で初公開。同作は庵野が企画し、監督を映画『日本沈没』『ローレライ』などで知られる樋口真嗣が務めた作品となる。なお、会場では巨神兵像のフィギュアや、スタジオジブリ責任編集のオリジナル図録なども販売。
前売チケットはオフィシャルサイトで発売中。
『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』
2012年7月10日(火)~10月8日(月・祝)
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館
時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜、7月17日、9月18日(7月16日、8月13日、20日、9月17日、24日、10月1日、8日は開館)
料金:
当日 一般1,400円 中高生900円 小学生400円
前売 一般1,300円 中高生800円 小学生300円
(画像上から:「巨神兵像」竹谷隆之作 ©2012 二馬力・G、「巨神兵像」竹谷隆之作 ©2012 二馬力・G、映画『巨神兵東京に現わる』撮影セットより、映画『巨神兵東京に現わる』撮影セットより)