損保ジャパン美術財団が公募形式の美術賞『損保ジャパン美術賞』を創設。応募作品の募集が9月17日からスタートする。
1977年に新進作家を育成する『損保ジャパン美術財団選抜奨励賞』と、中堅作家を顕彰する『東郷青児美術館大賞』を創設し、過去に数多くの展覧会を開催してきた同財団。新たに創設された『損保ジャパン美術賞』は、新進作家を支援する目的で行われるもの。年齢や所属を問わず、将来国際的にも通用する可能性を秘めた油彩、アクリル、岩絵具、水彩、版画などの平面作品を対象として公平に選考し、グランプリをはじめとする受賞作品が選出される。
また、入賞および入選作品を展示する『損保ジャパン美術賞』展(FACE 2013)が、2013年2月23日から東京・新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催。グランプリ受賞作品は損保ジャパン東郷青児美術館に所蔵されるほか、次回の同展覧会開催時にも展示される。さらに、賞作家のグループ展が数年ごとに開催される。なお、グランプリ作品には300万円が与えられるなど、各受賞作品に賞金や賞状などがおくられる。
審査員は本江邦夫(多摩美術大学教授)、松本透(東京国立近代美術館副館長)、堀元彰(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)、林寿美(DIC川村記念美術館学芸担当課長)、原口秀夫(損保ジャパン東郷青児美術館館長)となる。応募規定などの詳細は、同賞のオフィシャルサイトで確認しよう。
『損保ジャパン美術賞』
2012年9月17日(月)~10月21日(日)まで申込受付
審査員:
本江邦夫(多摩美術大学教授)
松本透(東京国立近代美術館副館長)
堀元彰(東京オペラシティアートギャラリー チーフ・キュレーター)
林寿美(DIC川村記念美術館学芸担当課長)
原口秀夫(損保ジャパン東郷青児美術館館長)
『損保ジャパン美術賞』展 FACE 2013
2013年2月23日(土)~3月31日(日)
会場:東京都 新宿 損保ジャパン東郷青児美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜
(画像:『損保ジャパン美術賞』イメージビジュアル)