12月1日と2日に山口の山口情報芸術センター[YCAM]スタジオAで上演される新作オペラ公演『The End』の参加クリエイターが明らかになった。
『The End』は、音楽家の渋谷慶一郎とチェルフィッチュ主宰の演出家・岡田利規が、山口情報芸術センターでの滞在制作を経て発表するもの。歌手やオーケストラは一切登場せず、YAMAHAが開発した音声合成ソフト「VOCALOID」による音楽とキャラクターの映像を中心に構成された作品になる。
今回の発表では、amazarashiのPVでも知られる映像作家のYKBXが『The End』の映像とキャラクターデザイン、OMAニューヨーク代表も務める建築家の重松象平が舞台美術、サウンドアーティストのevalaがVOCALOID音声プログラムを担当することがわかった。また、VOCALOIDプログラミングのサポートとしてニコニコ動画などで活躍するピノキオPが参加する。本公演のチケット一般発売は10月6日からスタート。
なお、同作のプレゼンテーションと参加者とのディスカッションを行うワークショップが、11月24日に山口情報芸術センター[YCAM]スタジオAで開催。参加申込は10月6日から受付ける。
『The End』
2012年12月1日(土)19:00~
2012年12月2日(日)15:00~
会場:山口県 山口情報芸術センター[YCAM] スタジオA
コンセプト:渋谷慶一郎、岡田利規
作・演出:岡田利規
音楽:渋谷慶一郎
映像・キャラクターデザイン:YKBX
舞台美術:重松象平
VOCALOID音声プログラム:evala
VOCALOIDプログラミングサポート:ピノキオP
料金:
前売 一般3,000円 any会員・特別割引2,500円 25歳以下2,300円
当日 一般3,500円
※未就学児童入場不可
『ワークショップ』
2012年11月24日(土)
会場:山口県 山口情報芸術センター[YCAM] スタジオA
講師:
渋谷慶一郎
岡田利規
料金:無料(要事前申込)
(画像上:重松象平、画像中:evala、画像下:ピノキオP)