池田亮司によるオーディオビジュアルコンサート『Ryoji Ikeda datamatics [ver.2.0] @WWW』が、東京・渋谷のWWWで10月25日から27日の3日間にわたって開催される。
現在フランス・パリ在住の池田は、コンピュータとデジタルテクノロジーを駆使し、音そのものの特性の細部にスポットをあてた作品を発表しているアーティスト。1995年頃からサウンドアートの分野で精力的な活動を行なっており、音楽家のカールステン・ニコライや振付家のウィリアム・フォーサイス、現代美術家の杉本博司、建築家の伊藤豊雄、アーティスト集団ダムタイプらとジャンルを越えたコラボレートも展開してきた。
同公演で披露される『datamatics』は、データの知覚を探求するアートプロジェクト。高速のフレームレートやビット深度の変化など、サウンドと映像によって視聴者の知覚の閾値に挑む作品になっており、会場のWWWが備える強力なサウンドシステムとプロジェクションを生かしたパフォーマンスが行われる。なお、池田にとって国内での単独公演は4年半ぶりになるとのこと。
チケットの先行予約は7月16日18:00まで先着受付中。各回100人限定になっているので、早めにチェックしよう。
『Ryoji Ikeda datamatics [ver.2.0] @WWW』
2012年10月25日(木)OPEN 19:30 / START 20:00
2012年10月26日(金)
[1]OPEN 18:00 / START 18:30
[2]OPEN 20:00 / START 20:30
2012年10月27日(土)
[1]OPEN 14:30 / START 15:00
[2]OPEN 16:30 / START 17:00
会場:東京都 渋谷 WWW
定員:各公演100名
料金:全公演 前売4,000円
(画像:photo by Ryuichi Maruo 提供:山口情報芸術センター(YCAM))