密かに「自縛」嗜むOLの物語を描く『自縄自縛の私』、監督は竹中直人

映画『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』が、2013年2月2日から東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

同作は、『第7回 女による女のためのR-18文学賞』大賞を受賞した蛭田亜紗子の同名小説をもとに、自らの身体を縄で縛る趣味をもつ女性を描いた作品。主人公のOL・百合亜は、奴隷のようなサービス残業や職場いじめのストレスを解放する手段として自縛を密かな趣味としてきたが、ブログを介して知り合った人物との出会いから次第に大胆な冒険を重ねていく。

絵本のような語り口などを駆使し、女性の心象を丁寧に描き出したのは、俳優としても知られる竹中直人。竹中の監督作品は2009年公開の『山形スクリーム』以来となる。主人公の百合亜役を平田薫が演じるほか、安藤政信、綾部祐二、蛭子能収、吉田照美、つみきみほ、杉本彩らが出演者に名を連ねている。また、主題歌にはLOVE PSYCHEDELICOの新曲“No Reason”が起用されている。


『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』

2013年2月2日(土)から新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開
監督:竹中直人
原作:蛭田亜紗子『自縄自縛の私』(新潮社)
脚本:高橋美幸
主題歌:LOVE PSYCHEDELICO“No Reason”
出演:
平田薫
安藤政信
綾部祐二(ピース)
津田寛治
山内圭哉
馬渕英俚可
米原幸佑(RUN&GUN)
銀粉蝶
松尾諭
平田敦子
児玉絹世
鈴木奈々
福士誠治
蛭子能収
吉田照美
つみきみほ
杉本彩
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

(画像:『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』 ©吉本興業)

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