人間の内面世界に光をあてる展覧会『ソンエリュミエール、そして叡智』が、9月15日から石川・金沢21世紀美術館で開催される。
同展は、今年4月から金沢21世紀美術館で展開中のテーマ展『ソンエリュミエール』の第二章として開催。現代を先鋭的に切り取る14作家の作品群から、知性や感情、意志といった人間特有の内面世界や、人間のもつ闇や絶望、世界の有り様などを探っていく。出展作家は、Chim↑Pom、フランシスコ・デ・ゴヤ、木村太陽、鈴木ヒラク、ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス、ジェイク&ディノス・チャップマン、奈良美智、ラファエル・ロサノ=ヘメル、梅田哲也、村上隆、草間彌生、ピピロッティ・リスト、パトリック・ブラン、日比野克彦の14組。また、会期中には講演やトークイベント、パフォーマンスなども開催される。詳細は金沢21世紀美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。
なお、第一章にあたるコレクション展『ソンエリュミエール ―物質・移動・時間』が、11月4日まで開催中。同展では、秋山陽、粟津潔、ヤン・ファーブル、岸本清子、ゴードン・マッタ=クラーク、カールステン・ニコライ、ゲルハルト・リヒター、サイトウ・マコト、田嶋悦子、マグナス・ヴァリン、アンディ・ウォーホルらの作品が展示されている。
展覧会タイトルにある「ソンエリュミエール」とは、フランス語で「音と光」を意味し、また、出展作家のペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイスによる彫刻作品『音と光 ―緑の光線』を典拠にしているという。
『ソンエリュミエール、そして叡智』
2012年9月15日(土)~2013年3月17日(日)
会場:石川県 金沢21世紀美術館
時間:10:00~18:00(金、土曜は20:00まで)
休館日:月曜(ただし9月17日、10月8日、12月24日、1月14日、2月11日は開館)、9月18日、12月4日~12月13日、12月25日、12月29日~1月1日、1月15日、2月12日
出展:
Chim↑Pom
フランシスコ・デ・ゴヤ
木村太陽
鈴木ヒラク
ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス
ジェイク&ディノス・チャップマン
奈良美智
ラファエル・ロサノ=ヘメル
梅田哲也
村上隆
草間彌生
ピピロッティ・リスト
パトリック・ブラン
日比野克彦
料金:
当日 一般1,000円 大学生・65歳以上800円 小中高生400円
前売・団体 一般800円 大学生600円 小中高生300円
『アーティスト・トーク』
2012年9月15日(土)13:30~17:00(開場12:30)
会場:石川県 金沢21世紀美術館 レクチャーホール
出演:
秋山陽
木村太陽
サイトウ・マコト
田嶋悦子
Chim↑Pom
ほか
定員:先着60名
料金:無料(当日の同展観覧券が必要)
『梅田哲也パフォーマンス』
2012年9月15日(土)18:00~
会場:石川県 金沢21世紀美術館 展示室内
定員:先着60名
料金:無料(当日の同展観覧券が必要)
※詳細は決定次第金沢21世紀美術館ウェブサイトにて発表
『「サンセット~サンライズ・アーク」光庭プロジェクト特別講演会』
2012年9月30日(日)14:00~17:00
会場:石川県 金沢21世紀美術館 レクチャーホール
講師:
パトリック・ブラン
日比野克彦
モデレーター:北出智恵子(金沢21世紀美術館、本展キュレーター)
定員:先着60名
料金:無料(当日の同展観覧券が必要)
『ソンエリュミエール ― 物質・移動・時間』
2012年4月28日(土)~11月4日(日)
時間:10:00~18:00(金、土曜は20:00まで)
休館日:月曜、7月17日、9月18日(ただし4月30日、7月16日、8月13日、9月17日、10月8日は開館)
出展:
秋山陽
粟津潔
ヤン・ファーブル
ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス
木村太陽
岸本清子
草間彌生
ゴードン・マッタ=クラーク
カールステン・ニコライ
ゲルハルト・リヒター
サイトウ・マコト
田嶋悦子
マグナス・ヴァリン
アンディ・ウォーホル
料金:一般350円 大学生・65歳以上280円 小中高生無料
(画像上:ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス『音と光ー緑の光線』1990 フラッシュライト、回転台、プラスチック製コップ、テープ H25×W40×D16cm 金沢21世紀美術館蔵 ©Peter FISCHLI David WEISS 撮影:渡邉修、画像中:フランシスコ・デ・ゴヤ『「ロス・カプリチョス」62番 一体、誰が信じるだろうか』1797-98 エッチング、アクアティント、ビュラン/紙 H20.5×W15.0 cm 大湊神社蔵 撮影:渡邉修、画像下:Chim↑Pom『SUPER RAT』2011-12 ©2011 Chim↑Pom Courtesy of MUJIN-TO Production, Tokyo)