NHKのSFドキュメンタリー風歴史教養番組『タイムスクープハンター』が映画化

NHKの歴史教養ドラマ『タイムスクープハンター』が映画化され、2013年に公開される。

『タイムスクープハンター』は、時空を超えて様々な時代の人々の生活を映像で記録する機関「タイムスクープ社」から派遣される時空ジャーナリストの視点を通し、歴史上の出来事をドキュメンタリー風の演出で描いた番組。2008年から放送され、今年4月にはシーズン4が放送されている。

劇場版では、戦国武将の織田信長が天下統一の拠点として建造したが、完成からわずか数年で謎の焼失に見舞われた安土城を舞台に、時空ジャーナリストの沢嶋雄一が歴史の裏側に迫っていく。

沢嶋雄一役はテレビ版に引き続き要潤が演じるほか、沢嶋をサポートするタイムナビゲーターの古橋ミナミ役に杏。監督と脚本はテレビ版と同様に中尾浩之が手掛ける。

要潤は映画化について「タイムスクープハンターを映画化するということは、この番組をスタートした時点での一つの夢でもありました。映画化し、テレビシリーズとはまた違ったスケールの作品を創りたいという欲求にスタッフ全員が駆られました。そして今、名もなき人々を名のある役者陣が演じるというこれまでにない試みに取り組む事が出来ました。5年間の制作期間を経て、我々の夢は叶い、現実となりました。あとは一生懸命創るのみです。完成まで応援して下さい」とコメントしている。

『劇場版 タイムスクープハンター』

2013年に全国ロードショー
監督・脚本:中尾浩之
出演:
要潤

配給:ギャガ

(画像:©2013 TSH Film Partners)

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