美術作家・大槻香奈の新作個展『みんなからのなか』が、10月17日から東京・南青山のneutron tokyoで開催される。
少女をモチーフに、女性、人間、さらには生命そのものを捉える印象的な絵画作品を描く大槻香奈。京都と東京での活動を中心に、個展やグループ展への参加、また多数のイラスト作品を書籍や雑誌、CDジャケットなどに提供している。
昨年の個展『乳白の街』で、東日本大震災以降の希望を「乳白色」のイメージに託して描いた大槻。同展では、大槻が描き続けてきた少女に加え、「自らの意志を持って生まれ変わる」ことのイメージ化を試みる中で見出した蝶の蛹のモチーフを用いて描かれた新作が展示される。なお、同展のタイトルには「からのなか」で生きることに対する人々の思いや葛藤のほか、人々を生かし守る「母」とは何かを問いかける意味が込められているとのこと。詳細は同展および大槻のオフィシャルサイトで確認しよう。
また、初日の10月17日には作家を交えてのオープニングパーティーが開催される。
大槻香奈個展
『みんなからのなか』
2012年10月17日（水）～11月4日（日）
会場：東京都 南青山 neutron tokyo
時間：11:00～19:00（最終日は18:00まで）
休廊日：月曜
料金：無料
『オープニングパーティー』
2012年10月17日（水）18:00～20:30
会場：東京都 南青山 neutron tokyo
料金：無料
大槻香奈
缶バッジ『毎日いっしょ』
価格：1,050円（税込）
京都と東京を股にかける注目若手作家、CINRA.STOREオリジナル缶バッジ
大槻香奈
アルミボトル 「月といっしょ」
価格：3,150円（税込）
カラフルなお喋りが聴こえてきそうなアルミボトル
（画像上から：©Kana Ohtsuki「ゆるす」2012年 ケント紙にアクリル 455×333mm、©Kana Ohtsuki「夢を待つ街」2012年 ケント紙にコラージュ、アクリル、鉛筆、プラスチック、マーカー 1000×1000mm、©Kana Ohtsuki「蛹ののち＋」2012年 キャンバスにアクリル 727×909mm、©Kana Ohtsuki「ずっといい」2012年 キャンバスにアクリル、ペン、色鉛筆 1121×1621mm）
