13組が来たるべき時代を表現する2日間、六本木で異色の音楽イベント『Ce Qui Arrive』

日本パフォーマンス/アート研究所による異色の音楽イベント『CE QUI ARRIVE 2012 – これから起きるかもしれないこと-』が11月23日、24日に東京・六本木のスーパーデラックスで開催される。

昨年は東京・浅草の花やしきを舞台に行われた同イベント。今年はフランスの経済学者・思想家ジャック・アタリが著書「ノイズ-音楽/貨幣/雑音」の中で記した言葉「音楽は予言的であるが故に来たるべき時代を告知する」をコンセプトに、表現の新たな枠組みの提示が試みられる。

「Contemporary Dance Groove」と題された1日目は、「アフリカ的」なポリリズムやリズムの訛りによって20世紀的ポップスの枠組みを越えた新たなダンスミュージックを提示が試みられる。出演者は10月に新譜『AFRODITA』をリリースする坪口昌恭のソロプロジェクト東京ザヴィヌルバッハ、commmonsからアルバム『BIRD』をリリースし、Low End Theoryなどにも出演したBUN/FumitakeTamura、シカゴ発祥の注目ジャンルJukeのトラックを制作するSatanicpornocultshop、今年6月にネットレーベルMaltineRecordsよりEPをリリースしたAvec Avecなど6組。

「Post Experimental」と題された2日目は、音と身体の間の結び付きから音楽でも美術でもない新たな表現領域を提示する。出演者はライブパフォーマンスやインスタレーションを中心に、国内外で幅広く活動するアーティスト梅田哲也、ノイズ・即興シーンの精鋭達が結成したインプロオーケストラ、ユタカワサキバンド改めucnvバンド、「身体表現」を超えた「身体からはじまる表現」を展開する山川冬樹など7組。チケットは現在発売中。20枚限定の2日通し券も用意されている。

『Ce Qui Arrive - これから起きるかもしれないこと-』

2012年11月23日(金・祝)START 18:00
2012年11月24日(土)START 19:00
会場:東京都 六本木 スーパーデラックス
11月23日出演:
東京ザヴィヌルバッハ
BUN/Fumitake Tamura
Satanicpornocultshop×ikeguchi takayoshi
Avec Avec
NH-Trio+
Cat Sand
11月24日出演:
梅田哲也
core of bells
ユタカワサキ改めucnv バンド
GULGONZO(contact Gonzo×GUL)
山川冬樹
志水児王
SJQ++
料金:
一般 23日1日券 前売2,500円 当日2,800円(共にドリンク別)
一般 24日1日券 前売3,000円 当日3,500円(共にドリンク別)
一般 2日間通し券5,000円(2ドリンク別)※限定20枚
学生 23日1日券 前売2,300円(ドリンク別)※限定10枚
学生 24日1日券 前売2,500円(ドリンク別)※限定10枚

(画像上から:Satanicpornocultshop、contact Gonzo、core of bells、SJQ++、梅田哲也)

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