公益財団法人日本デザイン振興会が主催する『グッドデザイン賞』の2012年度受賞結果が発表された。
同賞は、1957年に通商産業省によって創設された『グッドデザイン商品選定制度』を母体に設立。以来50年以上にわたり、暮らしと産業、社会を豊かにするデザインを顕彰してきた。
今年は3,132件の審査対象から1,108件が同賞を受賞したほか、初の試みとして審査委員会から特に高い評価を得た100件を選出する『グッドデザイン・ベスト100』も発表。『グッドデザイン・ベスト100』には、NHN Japan株式会社によるモバイルアプリケーション「LINE」をはじめ、有限会社thaによるデジタルアート配信機器「FRAMED*」、NHKのテレビ番組『デザインあ』『テクネ 映像の教室』などが選出されている。また、10年以上にわたって生産・販売が続けられている商品を対象とする特別賞『グッドデザイン・ロングライフデザイン賞』を33件が受賞している。
なお、10月末から11月初旬にかけて、『グッドデザイン・ベスト100』選出対象を手掛けたデザイナーによる公開プレゼンテーション『グッドデザイン・ベスト100 デザイナーズプレゼンテーション』を開催。会場や開催スケジュールは後日発表される。
また、2012年度の全受賞作品を展示する『グッドデザインエキシビション 2012』が、11月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催。同展会場では、11月25日に『グッドデザイン金賞』『グッドデザイン大賞』などの特別賞各賞が発表される。なお、各特別賞は『グッドデザイン・ベスト100』の中から選ばれるとのこと。
※記事掲載時、主催団体名に誤りがありました、訂正してお詫びいたします
『グッドデザインエキシビション 2012』
2012年11月23日(金・祝)~11月25日(日)
会場:東京都 東京ビッグサイト 東4ホール
時間:10:00~19:00(最終日は16:00まで)
料金:1,000円
※中学生以下入場無料
(画像:『グッドデザイン賞』ロゴ)