現代アートの歴史を築き、その最先端を切り拓いてきたアーティスト155組を紹介する書籍『現代アーティスト事典 クーンズ、ハーストから、村上隆まで ──1980年代以後のアート入門』が、10月1日から美術出版社から刊行された。
同書は、雑誌『美術手帖』2010年2月号の特集記事をもとに最新の情報を加えて構成。1980年代から現在まで、現代アートを代表する44組の巨星たちの作品と人生を巡る「『現在形のアート』を築いた巨星たち」、多種多彩なアーティストたちをテーマに沿って紐解く「6つのテーマでたどる現代アーティストの基礎知識」、キュレーターの長谷川祐子と、美術評論家の松井みどりによるテキストから歴史と現在を読み解く「現代アートのグランドマップ」の3つの章から現代アートを紹介している。
紹介されている作家は、ジェフ・クーンズ、マシュー・バーニー、デミアン・ハースト、ヴォルフガング・ティルマンス、ビル・ヴィオラ、シンディ・シャーマン、杉本博司、奈良美智、村上隆、蔡國強、オラファー・エリアソン、ガブリエル・オロスコ、ジャン=ミッシェル・バスキア、クリスチャン・ボルタンスキーなど。オールカラーで作品写真が楽しめるのもポイントだ。
(画像:『現代アーティスト事典 クーンズ、ハーストから、村上隆まで ──1980年代以後のアート入門』表紙)