音楽とビジュアルアートの関係がテーマの展覧会『アートと音楽 ―新たな共感覚をもとめて』が、10月27日から東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。
同展は、現代アートを中心に、デザインや建築、音楽などの異なる表現ジャンルや専門領域同士の出会いの場を設けることで、新しいアートの可能性を提示するプロジェクト『東京アートミーティング』の第3回目として開催される。今回は総合アドバイザーとして坂本龍一を招き、「見ること」と「聴くこと」が交錯する様々な作品が展示される。
出展者は、セレスト・ブルシエ=ムジュノ、ジョン・ケージ、フロリアン・ヘッカー、池田亮司、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、カールステン・ニコライ、大西景太、大友良英リミテッド・アンサンブルズ(大友良英、青山泰知、Sachiko M、堀尾寛太、毛利悠子)、クリスティーネ・エドルンド、武満徹、田中未知・高松次郎、八木良太ら20世紀から現代までの20組となる。また、坂本龍一と高谷史郎、オノセイゲンとの共作も展示される。
会期初日となる10月27日にはバルトロメウス・トラウベックらが来場しトークやパフォーマンスを披露するほか、会期中の11月18日にはd.v.d、12月23日には青葉市子のライブが開催される。また、12月15日には眞壁宏幹(慶應義塾大学文学部教授)による「共感覚」をテーマにした講演会も行われる。
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『東京アートミーティング(第3回) アートと音楽―新たな共感覚をもとめて』
2012年10月27日(土)~2013年2月3日(日)
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館 企画展示室 B2F・1F
時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
総合アドバイザー:坂本龍一
出展作家:
セレスト・ブルシエ=ムジュノ
ジョン・ケージ
マノン・デ・ブール
フロリアン・ヘッカー
池田亮司
ワシリー・カンディンスキー
パウル・クレー
ウドムサック・クリサナミス
カールステン・ニコライ
大西景太
オノセイゲン+坂本龍一+高谷史郎
大友良英リミテッド・アンサンブルズ(大友良英、青山泰知、Sachiko M、堀尾寛太、毛利悠子)
クリスティーネ・エドルンド
坂本龍一+高谷史郎
ザ・サイン・ウェーブ・オーケストラ
武満徹
田中未知・高松次郎
バルトロメウス・トラウベック
ステファン・ヴィティエロ
八木良太
休館日:月曜(12月24日、1月14日は開館)、12月25日、12月28日~1月1日、1月15日
料金:一般1,100円 大学生・65歳以上850円 中高生550円
※小学生以下無料
『d.v.dライヴ・パフォーマンス』
2012年11月18日(日)15:00~
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館
出演:d.v.d
定員:当日先着200名
料金:無料
講演会
『「共感覚」の魅力~なぜ芸術家、教育者、心理学者は惹きつけられてきたのか―二つの世紀転換期におけるいくつかの事例を中心に―』
2012年12月15日(土)15:00~
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館
講師:眞壁宏幹(慶應義塾大学文学部教授)
定員:当日先着200名
料金:無料
『青葉市子コンサート うた降るμseum』
2012年12月23日(日)15:00~
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館
出演:青葉市子
定員:当日先着200名
料金:無料
(画像上から:セレスト・ブルシエ=ムジュノ『バリエーション』 2009年 ©Celeste Boursier-Mougenot. Courtesy Paula Cooper Gallery, New York Photo:Isabella Mathgus[参考図版]、大友良英+青山泰知『without records』 2008年 写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]撮影:丸尾隆一(YCAM)【参考図版】、池田亮司『data.matrix [n°1-10]』 2006-09年 ©2009 ryoji ikeda Photo: 丸尾隆一 Courtesy of Gallery Koyanagi, Tokyo、ワシリー・カンディンスキー『「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作(カーニバル・冬)』 1914年 宮城県美術館蔵、坂本龍一+高谷史郎『LIFE - fluid, invisible, inaudible…』 2007年 YCAM委嘱作品 Photo:丸尾隆一(YCAM) 写真提供:山口情報芸術センター [YCAM]【参考図版】)