舞踏家・室伏鴻のパフォーマンス公演『KRYPT ―始めもなく終わりもなく―』が、10月20日に神奈川の鎌倉生涯学習センターホールで開催される。
室伏は暗黒舞踏の創始者として知られる土方巽に師事し、1972年に麿赤兒を中心に結成された舞踏集団「大駱駝艦」の創立に参加。その後、舞踏新聞『激しい季節』を編集刊行したほか、同時に女性舞踏グループ「アリアドーネの会」をプロデュース。1976年には福井に「北龍峡」を築き、舞踏派「背火」を主宰した。1978年にはパリ公演『最後の楽園―彼方の門』での成功を皮切りに、ヨーロッパや南米をはじめ、世界各地で活動している。
一夜限りの上演になる同公演では、室伏の共演相手として、瀬木俊(core of bells)が音楽を担当。瀬木は、田中淳一郎(ju sei、のっぽのグーニー)、會田洋平(core of bells)と共に、3本のエレキベースよる生演奏を繰り広げるという。チケットの予約は同イベント主催のヒグラシ文庫オフィシャルウェブサイトからメールで受付中だ。
※記事掲載時、一部内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
室伏鴻 special performance
『KRYPT ―始めもなく終わりもなく―』
2012年10月20日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:神奈川県 鎌倉生涯学習センターホール
出演:室伏鴻
音楽:瀬木俊
演奏:
瀬木俊
田中淳一郎
會田洋平
料金:前売・予約2,500円 当日3,000円
(画像上から:2006年の『ヴェネチア・ビエンナーレ』(ダンス部門)の公式イメージとして採用された室伏鴻のダンス写真、瀬木俊(core of bells)、會田洋平(core of bells)、田中淳一郎(ju sei、のっぽのグーニー))