女性のための怪談専門誌『Mei(冥)』の創刊号が、本日10月19日に刊行された。
同誌は、怪談専門誌『幽』の姉妹誌として創刊。「異界への旅の入り口となる文芸誌」をキャッチコピーに掲げ、より気軽に怪談的の世界を楽しめる誌面づくりを目指していくという。
第1号の掲載内容は、夜の箱根山を文筆家の中野純と小説家の加門七海が歩く特集記事『闇を歩く』をはじめ、辻村深月、山白朝子、東直子、加門七海による連載小説、山岸凉子による40ページの書き下ろし怪談漫画のほか、波津彬子、近藤ようこ、伊藤三巳華、今日マチ子、下元智絵らによる漫画作品、藤野可織、江原一哲らによる怪談実話やエッセイ、ブックレビュー、怪談スイーツの創作など、バラエティー豊かなラインナップになっている。また、ブックデザインと表紙のキャラクター「Meiちゃん」のイラストは、ブックデザイナーの祖父江慎(コズフィッシュ)が手掛けている。同誌の刊行を記念する関連イベントも開催。詳細は同誌のオフィシャルサイトで確認しよう。