非常階段が初音ミクをノイズまみれに、コラボアルバム『初音階段』来年1月にリリース

2012.11.19 Mon

非常階段と初音ミクのコラボレーション盤『初音階段』が、2013年1月16日にリリースされる。

JOJO広重らによって1979年に京都で結成され、「世界初のノイズバンド」とも称される非常階段。30年以上におよぶ活動のなかでS.O.B.との「SOB階段」、原爆オナニーズとの「原爆階段」、ザ・スターリンとの「スター階段」、坂田明との「JAZZ非常階段」、原爆オナニーズと遠藤ミチロウとの「原爆スター階段」など多岐にわたるコラボレートを行なってきた。また、11月18日に東京・四谷のOUTBREAK!で開催されたイベント『自家発電 vol.00』では、アイドルグループBiSと「BiS階段」としてライブを披露した。

アルバム『初音階段』には、緑魔子が歌った東陽一監督の映画『やさしいにっぽん人』の挿入歌“やさしいにっぽん人”の初音ミクバージョンをはじめ、JAGATARA“タンゴ”のカバー、非常階段のノイズを背景に初音ミクが朗読する“不完全な絵画”、初音ミクが非常階段のノイズサウンドと融合する“hatsune-kaidan”の全4曲が、全34分間にわたって収録される。ジャケットイラストはイラストレーターのhajiが担当。

なお、同作のリリースを祝うワンマンライブが、2月2日に東京・秋葉原のGOODMANで開催。同イベントでは初音ミクと非常階段のコラボライブが行われる可能性もあるとのこと。チケット情報などの詳細は後日発表される。