ガイナックス代表を務める山賀博之が演出するオペラ作品『ガイナックス オペラ with コンドルズ「ラインの黄金」ワーグナー作曲「ニーベルングの指環」序夜』が、11月23日から25日にかけて、東京・サンパール荒川大ホールで上演される。
『ラインの黄金』は、リヒャルト・ワーグナーが26年の歳月を費やして作曲した約15時間にわたる大作オペラ『ニーベルングの指環』4部作の導入部分となる「序夜」にあたる作品。当時の舞台技術でワーグナーのイメージ通りに上演することができなかったため、初演以後は、ワーグナー存命中に上演されなかったという逸話が残されている。
演出を手掛ける山賀は、映画『王立宇宙軍～オネアミスの翼』などで知られる映画監督。今回の上演では、ダンスカンパニー「コンドルズ」とタッグを組むほか、ステージには直径約7メートル、高さ180センチのリング型スクリーンを設置。山賀自身が書き上げた日本語翻訳および脚色のセリフ字幕と映像を流すなど、オペラの常識を打ち破る大胆な演出に挑む。チケットは現在発売中。
『ガイナックス オペラ with コンドルズ「ラインの黄金」ワーグナー作曲「ニーベルングの指環」序夜』
2012年11月23日（金・祝）14:00～
2012年11月24日（土）13:00～、18:00～
2012年11月25日（日）14:00～
会場：東京都 サンパール荒川 大ホール
オペラ監督：田辺とおる
演出：山賀博之
音楽総監督・指揮：クリスティアン・ハンマー
振付：近藤良平
ダンサー：
鎌倉道彦
スズキ拓朗
藤田善宏
山本光二郎（以上、全てコンドルズ）
料金：S席12,000円 A席10,000円 B席6,000円 C席4,000円（全て全席指定）
（画像上：『ガイナックス オペラ with コンドルズ「ラインの黄金」ワーグナー作曲「ニーベルングの指環」序夜』リーフレット表紙、画像2枚目から：『ガイナックス オペラ with コンドルズ「ラインの黄金」ワーグナー作曲「ニーベルングの指環」序夜』 稽古中の風景 撮影：岩崎祐）
